40日目くらい


漂流してからだいぶ時間が経った。
海鳥は残り1羽になってしまった。ちなみに海鳥は英語にするとシーチキンではない。



しかし、救難を待つだけで何もしなかったわけではない。
脱出のためのイカダを作っている最中である。ついにもう少しで完成の段階まで来た。



50日目くらい


ついに食料がほぼ尽きた。明日いよいよ出港しようと思う。
いかだに乗っている時に食べる食料の蓄えはないが、マイクラ的に動かなければお腹は減らないので大丈夫だ。
最後の晩餐として、パンプキンパイを作ろと思う。砂糖がなかったけど、見た目それっぽいのがあったので代用してみた。



5X日目


いつもよりか強い日差しで目が覚める。今日でこの島とはおさらばだ。

しかし、なんだか視野が変な感じだ。

おなかがいたい。


かゆい、うま



~~~~~~~~~~~

日記はここで終わっている。



この骸がこの日記の主なのだろうか?



アレックスは、チェストに残っていた一粒のかぼちゃの種をそっと地面に植え、そしてこの島を後にした。


おわり

※この記事は演出の為に、一部画像を合成しています。
※このシリーズはフィクションであり、実在の人物や団体などとは一切関係ありません。