本格的にトラップタワーで重要な湧き潰しを始めます。
※今回は説明回みたいになってしまっているので、既に湧き潰しについてご存知の方はスルーしても構いません。


写真のように順調に見えても、湧き潰しをしないと、数分後にはほとんど流れてこなくなります。

湧き潰しとは、トラップタワーの内部以外にモンスターが出現(スポーン)しないようにする方法のことです。
モンスターには出現上限数があり、特定の数以外は出現しません。その為、トラップタワーの外部に湧いた場合は、処分できないのはもちろんのこと、徐々に時間が経つに連れて、トラップタワー自体の湧きにも影響が出てきて、回収率がどんどん減っていきます。
トラップタワーは建物自体に目が行き勝ちですが、実は湧き潰しこそが重要なのです。

(図は、かなり簡略化しており、実際には複雑な要因が含まれます)


なお、現在のバージョンでは、動物とイカちゃんとモンスターの出現上限数は分けられている為、動物やイカちゃんの湧き潰しは必要ありません。

さて、湧き潰しの方法は、非常に簡単で、タイマツを設置することです。

ただ、スライムのみは明るい場所でも出現する為、Y16以下ではスライムへの対応もしないといけません。空洞が小さい場合は埋めてしまうのが手っ取り早いです。また半ブロックを設置しても湧きません。大空洞などであまりに広い場合は、マグマをあちこちに流して、湧いてもすぐ死ぬようにしておいてもいいでしょう。


(主動は太いのでスライムが湧かないように半ブロックを敷き詰めています)


湧き潰しをする範囲ですが、マインクラフトのバージョンによって結構変わってきています。このトラップタワーを作り始めた時は、1辺が144ブロックの正方形が一般論でした(その為、それを基準に始めています)。
バージョン1.7の段階では、プレイヤーを中心に半径128の球体がその範囲とされています。(斜めは光りのような2ブロックと数えて菱形のようになるわけではなく、きちんと距離で算出された円となります)


ちなみに、湧き潰しをした範囲内にはモンスターが湧かないので、回収位置のみそのままで、トラップタワーを新たに建てても構いません。バージョンアップに強い十字型落下式を壊さず、中にタイマツのみを設置した状態で、隣に最新のものを建てたりするのも一つの方法です。

湧き潰しの方法は、まず地上はもれなくタイマツを設置します。崖などは高さも計算に入れないと光が届いていないことがあるので注意して下さい。

地中の湧き潰しは、いろいろあります。私の場合はMODやF3(バージョン1.8では、F3での湧き潰しが出来なくなりましたし)などを使わない総当りチェックをします。非常に手間がかかりますが、もし同じ主義の方がいましたら、参考にして下さい。

まず、岩盤+3くらいに、回収位置を中心に、東西南北に128ブロック分だけ幅2ブロック、縦3ブロックの主道を引きます(ブログ作成当時は1辺144ブロックでしたが)。そこから7ブロック間隔で、幅1ブロック、縦3ブロックの副道を掘ります。この時に円形をきちんと計算しておくといいです。

貴重鉱石などもガツガツでると思いますが、取ったらスライムが湧かないように埋めておきます。

これを縦3ブロック空けて3層分やります。中間は後回しでも構いません。このとき三層目の天井はY18以上となるので、ここより上はスライムが湧かない目安ともなります。

Y18辺りから地表までは、地表そのものもしくは、地表から少し潜ったところに三層目と同じ坑道を作り、7ブロック間隔で、直下彫りで穴を空けます。



非常に小さい空洞の場合、この方法では発見できませんが、これでほぼ全ての空洞を潰すことができます。
ちなみに、直下掘りはだいたい1穴に付き、鉱石が無ければ1分ちょいで済みます。なお、三層目に坑道を掘ることで溶岩頻出エリアはクリアできますが、何回かはマグマにどぼんします。
タワー自体の範囲を除き、トータルで、900弱個の穴を空けます。ね、簡単でしょ。