前回、枝掘りによる効率的な採掘ミニテクニックを紹介しましたが、今回は天然の洞窟、特に大空洞の攻め方を紹介します。
ほとんど迷子にならないコツですが、筆者はこの方式を意識し出してから、迷子になることはほとんどありません。ちょっと時間がかかりますが、迷子になって失う時間に比べれば微々たるものです。

第2回 まずは入り口を目立たせる
タイマツと帰路を示す目印
空洞の分岐では閉鎖を心がける
時には諦めも肝心
肝心巨大洞窟の場合、仮拠点を設ける

まずは入り口を目立たせる


当社調査によるとマインクラフターの迷子の原因の85%が、帰り道が分からなくなることです。
従って、小さな道から分岐が大量にあるような大空洞に出た場合は、帰り道を分かりやすいようにしましょう。

と言っても、大空洞か否かは進んでみないと分かりません。そこで、まず何となく大きな空洞っぽい場合は、入り口に大量にタイマツを置いておきましょう。たいしたことの無い空洞の場合は、後で回収すれば勿体無くないですし。


一度ではクリアできなさそうな空洞の場合、一回目の採掘の帰りでも構わないので、入り口をある程度、目立たせるようにしておくといいでしょう。アーチを築いておいたり、木材などの普通は見かけないブロックで印をつけてもいいでしょう。筆者のお勧めは白樺の原木です。

タイマツと帰路を示す目印


前回「タイマツを左右どちらに設置するか統一する」と書きましたが、その中でも書いたとおりブランチマイニングに限ったことで、大空洞ではそれに当てはまりません。
右壁だけに置くと、光が必要なところに届かなくなり、帰りになってモンスターが湧いて涙目なんてことになりかねません。
また、壁に設置すると、床よりもモンスターの湧き潰しの範囲が狭くなってしまいます。


タイマツは基本的に床の真ん中に設置します。
さらに迷子にならないコツとして、段差がある場合は、登る場合は横刺し、逆に降りる場合は横ではなく縦に刺します。


これによって、タイマツの向いている方向が、戻る方向を示すことになります。この方法の場合は慣れればまったく時間を掛ける必要が無く、尚且つ非常に目印が多くなります。また、多少間違えても、数が多いので、問題ありません。



その他、迷わない為に、帰り道を示す為の目印として、レッドストーンを用いた方法もメジャーです。レッドストーン(ダスト)だけではまったく分かりづらいので、トーチを作り、動力を流した状態にしておくことが重要です。
レッドストーン鉱石の出ない場所では、ちょっと分かりづらいですが、レバーを作り、向いている方向を入り口にしてもいいでしょう。

いずれも共通することですが、向きは必ず戻る方向に向けます。進む方向は分岐の可能性があるので混乱の原因となります。


空洞の分岐では閉鎖を心がける

空洞で迷子になる場合、既に行った場所をぐるぐる周ることにあります。これは未知の場所で迷子になるケース(例えば、リアルで知らない街に行ったり、迷路に入ったり)とは違い、簡単に防ぐことができます。

鉄則、もう用の無い通路は閉鎖する!

完全に埋めてしまう必要はありません。下から2ブロック目を横に1列くらい引くことでいいでしょう。要は通行できないことが重要です。また湧き潰しが甘く、モンスターが湧いても、少なくとも蜘蛛以外のモンスターはこちらに来ることはできません。
面倒な場合や、さらに遡ったところで閉鎖することが自明の場合は、丸石を2つ建てておくくらいでもいいでしょう。


通路の先が複雑で、時間が掛かりそうな場合は、そこが分かりやすいように印をつけておくといいでしょう。筆者の場合は、白樺の原木を用いています。



また、既に探索済みの場所に合流してしまうことも大きな洞窟ではよくあることです。その場合、その合流地点を閉鎖してしまいましょう。


時には諦めも肝心


完全に迷子になってしまった場合、諦めが肝心な場合もあります。その場合は、斜め上掘りで地上に出ましょう。
真上掘りでも、足元にタイマツを置けば砂利や砂で潰されることはありませんが、稀に地表の浅い部分の溶岩帯にぶつかることもあります。せっかくの洞窟探索の成果が全ロストという結果になりかねないので、避けた方が無難でしょう。
また、地上(または海面)に出た際に、現在地が分からない、、ということも多々あります。その際に備えて、地中にて最低でも鉄4つと、レッドストーンを1つゲットしておくと、コンパスを作ることが出来るので、お勧めです。


巨大洞窟の場合、仮拠点を設ける


1回や2回の探索ではまったく制圧できない空洞というものもたまにあります。
その場合は、仮拠点を巨大なゾーンへの入り口付近にでも作っておくといいでしょう。特に拠点から遠い場合は、全ロスト対策に、ベッドを設置してリスポーン地点を変えておくというのも一つの手です。


スタックできるけど、毎回それほどの量にならない、ダイヤなどの希少鉱石、モンスターのドロップするアイテム、スポーンブロック付近の宝箱の中身などは、仮拠点のチェストにしまっておき、ある程度まとまった際に持ち帰ると、荷物量を減らすことができます。


また、行き来を楽にする為に、途中の通路をの段差をハーフブロックにてジャンプせずに移動できると快適です。ちなみに走り状態が解除されてしまうので、なるべく階段より、半ブロックの方がいいでしょう。