お酒は20歳になってから

実は前回作った製麦棟、屋根がまだできていません。


この棟は二階建てとなっており、1層目と同じ感じの外壁を設置。


屋根を貼る前に麦芽サイロを作ります。
仕入れ棟の時に作ったサイロは近代的でしたが、このサイロは木製のちょっと時代を感じさせるものにしてみました。


麦芽サイロは上から入れて下から出すスタイルの為、ベルトコンベアを伸ばしました。
例によって、屋根からは突き出ています。


麦芽は大体1か月程度このサイロで寝かすらしいです。
下から取り出された麦芽は左の装置によって、適切な大きさ粉砕され、階下に移されます。


その隣にはお湯を沸かして熱水を作るボイラーがあります。
ここの水は、前回取水した水なのですが、直接ではなくまた後日の回で紹介するところを一度経由してここに届けられます。
水は2つに分割され、一つはそのまま壁の外、一つは階下に移されます。
灰色のパイプは煙突です。



そして前回作った1階にて、先の粉砕された麦芽、熱湯、あと隣の部屋の副原料が混ぜられ、次の工程に送られます。
実際のビール醸造では、次の工程で混ぜることが多いですが、配管がうまく行かなかったのでまとめてしまいました。