先々週記事内で告知させて頂きましたが、本日新しい書籍『できるマインクラフト和風建築』を出版致しました。
できる 江戸時代の世界を作ろう! マインクラフト和風建築 わくわくスゴ技ブック パソコン版(Java版)、Nintendo Switch版(Bedrock版)対応』

価格 : 1,760円 (税込み)
出版社 : インプレス
出版予定日 : 2024年2月28日
ページ数 : 288
大きさ : A5判
ISBN : 978-4-295-01862-9
全国書店にて発売中

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本の大きさが今までのB5判から、A5判に小さくなっていますので、本屋でお探しの方はご注意下さい


本書について

 たまにSNSでこの人まだマインクラフトで続けているんだ、と言われます。12年以上マインクラフトをプレイしており、半ば呆れられたりもしていますが、もはやライフワークと言っても過言ではないでしょう。まだまだ作りたいものはたくさんあり飽きる気はまったくしていませんし、マインクラフト自体がバージョンアップを続けて下さっているおかげでもあります。

 マインクラフトの遊び方はいろいろあります。一応ボス攻略という目標はあるものの、遊び方は問いません。好みの建物を建てたり、さまざまなものを自動化したり、レッドストーン回路を作ったり、マルチでPvPで争ったり、MODを導入して新たな要素を加えることさえ可能です。

 本書ではその中の一つの「建築」さらにテーマを絞った「和風建築」に焦点を当ててその作り方を紹介しています。主に江戸時代から一部昭和初期あたりまでの和風の世界観を造り上げるための、建物やそれに付随するさまざまなパーツや要素などの作り方を掲載しています。
 サバイバルモードでのバニラ環境で実際に作ることを前提に、教科書のように基本的なことから応用まで順を追って説明しており、最初は簡単な民家から商店、寺社仏閣などを作り、最後に大きなお城を作れるようにしています。  単純に設計図のようにブロックの配置を紹介するのではなく、配置の理由や組み合わせのメリット、デメリットなど願わくば建築センスが磨かれるような、詳しい解説を織り交ぜて書いたつもりです。



登場する建築物


第1章 和風民家の建築
小さな木造の民家、縁側付きの民家、長屋型の民家、合掌造りの民家、日本家屋 (このスクショ)


第2章 和風の商業施設の建築
団子茶屋、総菜屋 (このスクショ)、呉服屋、薬屋、寺子屋


第3章 和の世界観を造る建築
街のインフラ、オブジェ、自然、交通系オブジェ、小さな橋 (このスクショ)、大きな橋、大きな橋のバリエーション


第4章 農業と漁業施設の建築
畑、田んぼ (このスクショ)、漁港、水車小屋、蔵


第5章 寺社仏閣と庭園の建築
神社、社務所、お寺 (このスクショ)、鐘楼、日本庭園、茶室、枯山水


第6章 日本城の建築
まるっと一式 (このスクショ)



特徴

すでに中世ヨーロッパ本をご覧の方は、同じようなテイストとなっています。

建築がテーマなので、それ以外のボスの攻略法とか探索の方法とかはまったく扱っていません。
レシピや素材の集め方も省いており、既に一通り、プレイしていることを前提にしています。

江戸時代を基調に作っていますが、江戸時代も長いことですし、わりと時代背景はざっくりとしています。
建物以外にも、街灯や塀、荷車などの小物、橋など建物以外も紹介して、生活感のある世界を演出できるようにしています。
スケール感は、中世ヨーロッパ本とも合わせている(というか基本的にブログと同じなので)、混在させてもそんなに違和感はありません。

すべての建築物はサバイバルモードで作ることを前提としています。サバイバルで入手困難なものは使わず、ここぞというところのみネザライトブロックを使っています。



その他

詳しい内容は特設サイトで!
本の目次、この記事に無いスクリーンショット、その他の特徴などについては特設サイトを用意しましたので、よかったらご覧ください。


改造、配信、大歓迎!
本書を参考に作成した建築物はブログ、動画、SNS等で配信していただいてかまいません。よかったら #できるマインクラフト建築 でつぶやいで下さい。アレンジとかも自由に行っていただいて構いません。


内容量が少なくなってしまったので

紙などの原材料や諸経費の高騰、前著で入れ過ぎてスクショが小さくなってしまった反省など、さまざまな理由により、中世ヨーロッパ建築本より内容量が結構少なくなってしまいました。
そこで、今回はその代わりに、このブログにて本のような建築解説記事を何件かアップする予定です。しばしお待ちください。