
今回は書籍出版の特別企画第一弾として、和風の民家の作り方の解説を行いたいと思います。
ちなみに、普段と同じワールドの運河の南にある未開拓地にサバイバルモードで作っています。
いつものブログの記事とは違って、まずは完成形を紹介します。イメージとしてはさほど田舎ではない程度の郊外にありそうな小屋と言った感じです。

内装は土間と居間を床材と高さを分けることで区別しています。
和風建築の特徴としてベッドを隠して布団っぽく見せたり、神棚を設置してみたりしています。
土台を作る

建物自体の大きさは幅9、奥行7となります。
屋根や小物が周りに配置されますので、建物より1ブロックほど広い敷地は確保しておいて下さい。
土台の辺は丸石、4隅と左右の中心のみ樹皮を剥いだトウヒの原木を設置します。
壁を作る

土台の上に高さ2の壁を作ります。
原木は同じく2ブロック積み、辺は基本灰色のコンクリートパウダー、一部を汚れとして砂利にします。砂利の位置は図の通りでなくても大丈夫です。だいたい3割程度がいいでしょう。
本来、汚れなどは最終段階で差し替えたいのですが、コンクリートパウダーは自由落下してしまう為、今回はこの時点で入れておきます。
ドアはトウヒのドア、前面の窓は特別にオークのトラップドア、背面幅1の窓は換気窓となるのでトウヒのフェンスゲート、他はトウヒのフェンスにします。より現代風にしたい場合はガラスを差し込んでも構いません。
屋根を作る

屋根本体を付ける前に側面を作ります。
辺の中心の原木の上はトウヒの階段ブロックを内側向きに設置します。
角の原木の上は樹皮と剥いだトウヒの木ブロックでスクリーンショットのように1段ずつ内側に配置して棟を作ります
側面自体は壁と同じくコンクリートパウダーと砂利を延長させて埋めておきましょう。

屋根の素材は泥レンガの階段ブロックで、左右のみ1ブロックはみ出る配置していきます。今回は前後ははみ出さず壁の上を始点とします。少しのっぺりしてしまいますが、それは最後に調整していきます。
最上段のみ干草の俵にします。向きをすべて横向きに合わせるように最初は仮ブロックを置いてから設置していきましょう。
室内を用途に分ける

内装を配置する前に、室内を用途別に分けます。
スクリーンショット左のドア側の幅3ブロック分は土間として安山岩のハーフブロックを敷きます。
右側は居間にするため、表皮を剥いだ竹ブロックを配置していきます。中央の1列のみ向きを変えてアクセントとしています。
土間をハーフブロック、居間を立方ブロックにすることで、段差が生まれ靴を脱いで生活する和風感を演出することができます。
天井は中心奥の1ブロックを除き、ふちはトウヒのハーフブロック、それ以外は立方ブロックにします。段差を設けることで、のっぺり感を防ぐことができます。
天井を張るにあたって屋根との間に空間が生まれるので、適当な素材で埋めるか明かりを設置してモンスターが湧かないようにしておきましょう。
居間の内装を整える

和風建築にどうしてもベッドは似合いませんが、トラップドアを屏風にしてベッドの足さえ隠してしまえば、布団に見えてきます。実際にこのまま使うこともできます。
防具立てとトラップドアは同じブロックでそのままでは設置できませんが、ピストンで押し出すか、上から落とすと設置することができます。
上部にある書見台は神棚のつもりです。下にトウヒのトラップドアを付け足しておきましょう。
感圧板には看板を張り付けることができるので、それを座椅子に見立てています。
灯りとして部屋の隅にロウソクを設置しますが、あまり明るすぎる必要もないので、2本だけにしています。
醸造台や醸造台、ベッド奥の模様入りの本棚は活用しなくてもインテリアとなります。
土間の内装を整える


小さいかまどを工夫して大きく見せています。床のハーフブロックを削って普通のかまどを設置。その両側に固めた泥。花崗岩の階段で囲んだ間には火のついたままの焚き火を設置して、ジャングルのトラップドアで半分隠します。それに火のついていない焚き火で蓋をします。奥の花崗岩の階段の上にはアクセントとしてシーピクルスを2体設置しています。
ドア側には荷物として、床のハーフブロックを削って大釜と樽、火のついていない焚き火を設置しています。
トリップワイヤーフックと砥石はたんなる装飾として配置しています。
前面の外観を最終調整する

側面の4段目、正面および背後の樹皮を剥いだトウヒの木にはトウヒの看板を張り付けて、壁と屋根の境界を強調させておきます。
前後の屋根と壁の境界部分がのっぺり気味なので、火を消した焚き火を窓のひさしとして利用しています。
ここ以外のドアや前面以外の窓のひさしにはトウヒのトラップドアを設置します。すべて焚き火にしないのは、前面窓のみを映えさせるためで、あえてそれ以外を地味にしています。
ドアには空いたトウヒのフェンスゲートも設置しておきますが、ドアの開閉がしにくくなるので、なくても構いません。
樽はただの装飾で、別のものでもまったく構いません。
屋根の最上部の大棟は、スクリーンショットのように側面にトラップドアやはしご、上面にはトウヒのトラップドアや丸石のハーフブロックを配置して、よりディテール感をだしておきます。
背面の外観を最終調整する

裏側は荷物を配置し、前面と同様にトウヒのトラップドアでひさしを設けておきます。 左側面 (図では右) の窓にもトウヒのトラップドアを設置していますが、こちらは閉じた状態にしておきました。
フェンスの支えは作業台とコンポスターにくっ付いてしまうので、その部分は丸石の階段にしています。
コンポスターの上にはスニーク状態で感圧板を設置すると蓋を閉めているように見えます。
以上で、和風民家の完成です。
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筆者が2024年2月に執筆した『できるマインクラフト和風建築』では、本記事のような民家の作り方の解説を5件の他、商店、田畑、小物、寺社仏閣、そして日本城までさまざまな建物の作り方を紹介しています。
興味がありましたら、ぜひ特設サイトをご覧ください。
これで僕も町長さんの建築技術を頂ける、、、クックックッ