少し前に出版した本では産業として、畑、田んぼ、漁港の作り方を紹介しました。
今回は、第二次産業として製鉄産業に挑みたいと思います。

製鉄というと大きな高炉と想像するかも知れませんが、日本では古代から江戸時代あたりまで「たたら」による鉄づくりが行われてきました。
最も、有名なのはもののけ姫に登場するたたら場ですね。今回はそのたたら場を作りたいと思います。


本来は森の中に作られますが、私の調査不足状態で開始してしまった為、思いっきり海の近くに作ることになりました。
もののけ姫のたたら場も湖畔っぽいところだったのでセーフでしょう。


たたら場はいくつかの建物から成り、最も大きく重要な建物が高殿といいます。
この高殿の作り方を次回以降に2回に分けて、解説記事として紹介する予定でいます。(ので、次回用に鉄ブロックを配置してます)


埋めて見えなくなってしまうので、解説記事では省略するのですが、高殿の地下は床釣という製鉄の天敵である湿気を逃す工夫がされています。
たたら場の象徴でもあり、それもロマンということで、今回はそれをメインに作っていきます。


地下は砂利層、粘土層、砂層というように、種類の違う土などを層にして敷き詰められます。


そして、左右には小舟というトンネルが設けられている模様です。
層が階段状になっているのは私の妄想で、メンテナンス時以外はほとんどが埋められてしまうっぽいです。


一番最下部に排水溝があります。


水は排水溝を伝わって、海に放出されます。一応、後方と左右の3本設けました。
外界とは繋がっていますが、一応閉ざされています。


ただし、ロマンも捨てがたいということで、うちのたたら場ではこっそり行けるようにしています。


次回、この上に建物自体を作りたいと思います。