
長らく続いてきました、たたら場プロジェクトも最終調整をしていきたいと思います。
まずは炭焼き場の近くに小さな船着き場を作ります。中腹にも丸太の保管所を設けていますが、炭の材料となる木を搬入する為の場所となります。

砂鉄洗い場の近くに、生産時に出た不純物などを捨てる為のノロ捨て場を作りました。

高殿の右前方に小さな窪みがあったので、これはかつての鉄池ということで少しデコレーション。

砂鉄洗い場の正面には在庫や、搬入または次の工程への荷車などを配置して、活気を演出。

元の地形は活かしたものの、かなり造地してしまっていたので、木や雑草を生やして、自然っぽい感じを加えました。

最後に、敷地を壁で軽く囲って完成。

全体の構成はこんな感じになっています。
実際のたたら場もわりとこんな感じで、加えて従業員の住居が近くに建てられています。このブログでは追々作っていこうと思います。

和風の大きな建造物といえば日本城や寺社仏閣となりますが、たたら場も個々の建造物の役割がしっかりしていてお勧めです。
ちなみに、資料がものすごく多いわけでなく、ほどよい量で、また現在の日本に継承されていることも多く調べていて興味深いところでした。

裏側はこんな感じに倉庫が並んでいます。
実は右側の大鍛治場と繋がっている島全体をノロ捨て場にするという案もありました。

正面から入ると、どーんと高殿で現れるこの景色が結構好きで、正面をやや開けて広場にしていたりします。
参考文献:
鉄の道文化圏
たたら Navi.
奥日野のたたら製鉄
ちなみに、ここまで読んでくださった方に秘密をいうと、試作時に炉の炎で、2回屋根が燃えました。
たたら場作り長かったですけど、ついに終わりですか。大型建築編は大図書館とかブルワリー以来ですかね。
偶にくるこういうの好きです!
最近やってない造船シリーズもまたやって欲しいです!
これからも頑張ってください!長文失礼しました!