
書籍出版の特別企画第五弾として、五重塔の作り方の解説を行います。
自分の過去のものを参考にしようと思ったら、意外にも五重塔は作っていなかったので解説なのに初建築だったりします。三重の塔や二重の塔、十七重の塔は作っているんですけどね。
土台を作る

幅奥行共に14幅で石レンガの土台を作ります。
幅2の階段は実際に使うのは前後の2か所ですが、装飾として左右も設置しておきます。

2段目は石レンガの上にはダークオークのフェンスを配置します。
内側の周回の角はダークオークの原木を縦向きに、各2ブロック内側には樹皮を剥いだダークオークの原木を縦向きに配置します。
原木の間はダークオークのハーフブロックを上付きで配置します。
ここをダークオークにすることで、床下をチラっと見ることができます。
1階の壁を作る

(見やすいように右側は識別しやすいブロックを使っていますが実際には左側と同じ素材です。以下同)
まず、ダークオークの原木の柱を上に4段追加します。角の3段目にはダークオークの階段を上付けで設置しておきます。
(床から)1段目の中央の柱の間はシラカバの階段を設置。左右には閃緑岩の階段を下付け配置します。
2段目と3段目はダークオークの階段をスクリーンショットのように配置して模様を出すようにします。
4段目の中央は方解石、左右は節約の為に白い羊毛にしていますが、余っていればすべて方解石でも構いません。
同じものを4面作ってください(以下同)。
1階の屋根を作る

①深層岩レンガ系で屋根を作っていきます。壁の4段目の横にスクリーンショットのように深層岩レンガの階段を外向きに、末端2ブロックを深層岩レンガの立方ブロックを配置します。
階段は垂木で本来は字の通り“木”なのですが、木にするとデザイン上の制約が多いので、気にしないでいきましょう。きだけに
②さらに1周り外側は深層岩のハーフブロックを下付けで設置します。左右の幅が1ブロックずつ少ないのに注意して下さい。

空けておいた角は深層岩レンガのハーフブロックをスクリーンショットのように反り上げるように配置します。寺社建築でお馴染みですね。
また、1層目の角の原木の上は深層岩レンガの立方ブロック、その間は階段ブロックを配置します。
1階の天井/2階の床を作る

内装はまだ先ですが、作業がしやすいように、1階の天井兼2階の床を貼ります。
床から5段目、柱の箇所に梁として樹皮を剥いだトウヒの原木を配置します。
開いたスペースには側面に沿ってトウヒの階段ブロックを上付けで配置して、それ以外はトウヒのハーフブロックを配置します。
中央の2×2と、後方の幅2ブロックは開けておきます。ここに足場を通すと作業しやすくなると思います。

上部から見るとこのようになります。
なお、梁の交差する場所はどちらでも構いません。
2階から5階の壁を作る

2階から5階までの壁はすべて同じです。基本的に1階の壁と同じですが、一回り小さい為に中央2本の柱がありません。
柱は5段目まで伸ばし、その間に樹皮を剥いだダークオークの原木で梁を作っておきます。
(床から)1段目の閃緑岩の階段は内側の向きに注意して下さい。
ドアの上の階段ブロックの向き、柱の3段目が階段からハーフブロックへ変更などもあります。
なお、2階より上のドアは装飾として活用するだけです。
2階から5階の屋根を作る

4段目は垂木として深層岩レンガの階段ブロックを外向きに配置。ハーフブロックの上は立方ブロック、末端はハーフブロックにしておきます。
その上段も階段を中心向きに、末端を立方ブロックにしておきます。

①垂木の階段ブロックの外側にスクリーンショットの立方ブロックの位置以外をすべて上付きのハーフブロックで1周させます。
角はその上に下付きのハーフブロックを配置します。
②さらにその外側に今度は下付きのハーフブロックで1周させます。角の部分は反りを表現するため、スクリーンショットのように配置します。
なお、屋根の大きさ自体は1階と同じになります。
2階から5階の天井/床を作る

梁を1階と異なり樹皮を剥いだダークオークの原木で作ります。
中央2×2と後方の幅2ブロック以外は角は上付きのトウヒのハーフブロック、辺は階段ブロックを向かい合うように設置します(次のスクリーンショット参照)。

5階の天井のみトウヒではなくダークオーク系の階段やハーフブロックを使い、後方の幅2ブロックは埋めておきます。
最上部の屋根を作る

最上部のみ高い屋根を取り付けます。
単純に階段ブロックを並べるのではなく、スクリーンショットのように徐々に傾斜を大きくしてカーブ状の屋根にします。

エンドストーンレンガは2階から5階までの屋根を作った際ものです。
相輪を作る

最後に五重塔の特徴的な装飾である相輪を頂上に配置します。
屋根自体とは素材を変えたいので、磨かれたブラックストーンレンガの階段を上に凸になるよう下付きで回りながら角度を変えて設置します。
本来の数とは異なりますが、スケール的に5段重ねます。
次回、内装の解説を行います。